蟹座座新月2020年6月21日(日食)
2020年6月21日日曜日15時42分頃に蟹座で新月を迎えます。
2020年6月21日日曜日6時44分頃に太陽が蟹座に入り(夏至)その直後の新月です。
蟹座新月 ボイドタイムはいつ?
ボイドタイムには新月の願い事を避けた方が良いとされます。
新月前後48時間以内のボイドタイムは
6月21日日曜日06時49分から同日日曜日15時03分まで
蟹座があらわすこと
蟹座は個人領域の発達の4番目。
感情をあらわす水のエレメントの活動宮(始める役割)
活動宮は始める性質であることから、双子座までで発達させた個人の能力の開発をいったん定着させ、
3番目までの個人の発達にプラスして新たな資質の育成をスタート。
他者への共感や共存するための集団的価値観を発達させます。
蟹は内外を甲羅で厳密に分けています。情感を大切にし、大切なものを守ろうとする姿を象徴しています。
そこから、感情の触れ合いを大切にする内輪の家族、情感、仲間、母親、安心、防衛本能、基盤、育成などの意味を持ちます。
新月蟹座1度のサビアン「船に掲示される巻かれ広げられる旗」
新月のサビアンは蟹座1度「船に掲示される巻かれ広げられる旗」
この船にはたくさんの人が乗っており、その存在を示すため、旗を掲げています。
船に乗った人たちは、同じ目的地へ向かって同じ方向に進みます。
水は感情ですが、海は多くの人に共通する深層意識を表しています。
情感を育む時には、ある一定の安心した集団に属する必要があります。
その集団の中でしっかりとした方向性(価値観)を持って進む姿を象徴しています。
2020年6月21日蟹座新月のホロスコープ
太陽の蟹座入り(夏至)直後の新月
新月がドラゴンヘッドと0度のため日食を伴う
8ハウス(潜在意識・深い繋がり・受け継ぐ)の新月
新月に魚座の火星がスクエア(90度)
8ハウスの新月日食の意味
新月は深層意識や1対1の深い繋がり、先祖からの継承を示す8ハウスにあります。
また新月が太陽と月の軌道の交点(ドラゴンヘッド)と重なります。
新月がドラゴンヘッドあるいはドラゴンテイル付近にある時、日食になります。
ドラゴンヘッドは魂レベルの成長に繋がる未来の開運ポイントです。
ドラゴンヘッドを生かす時には、未来に対する希望だけでなく、過去の自分の行動や思考、心のあり方を見直し清算することがとても大切になります。
基準としては、喜びや愛をベースとした行動や心が軽くなることを選び、不安や恐れをベースにとっている行動をを手放すこと。
蟹座の場合は特に自分の属するコミュニティ以外への恐れがあったり閉鎖性を持ってしまうことがあります。
自分以外のコミュニティへの恐れや不安は解消していくと良いでしょう。
また、蟹座の支配星の月は肉体や感情を意味しますが、手放すと良いことは自分の体の感覚で知ることができます。
そのことを考えたり、手にしたり触れてみて、呼吸が浅くなる感じがする、重い気分になるワクワクしないということは手放していくサイン。
一方で、怖いけれどワクワク感があるものは今後、挑戦していくと良いでしょう。
そして、蟹座の情感を育成することとワンセットで、手放していくと良いのが
山羊座的な権威主義、成果主義、何者かにならなくてはならないという焦り、
家庭や心を後回しにしてしまうことが行きすぎていたら、見直すことで、エゴや奢りに基づく承認欲求、罪悪感を手放すと良いでしょう。
もうこれ以上、上部だけの生き方は手放し
自分の内側に正直に、心の繋がり、本当の喜びを大切にする生き方を。
それが半年後には社会の中での自己実現
ビジネスの成功にも繋がります。
新月に火星が90度 火星のエネルギーを統合しチャンスに変える
新月に魚座の火星が90度で矛盾する角度で刺激を与えています。
火星は男性的なエネルギーで、生産的な意欲の他に不調和な形では、怒りや暴力の意味もあります。
90度はストレスにもなりますが、方向転換や自分にはない要素を取り入れ統合化するパワーにもなります。
この場合は、8ハウスの蟹座に対して「5ハウス魚座後半度数の火星」からのエネルギーであることから、
集団性や互いに助け合う繋がりのなかで、自分のありのままの欲求や創造力をいかに統合していくかということが求められます。
90度は自分の幅や可能性を広げてくれる力があるのです。
火星90度のパワーを統合するには
現実的な形ではイライラしたり、人から怒りをぶつけられたり、トラブルが起こることもあるかもしれません。
しかし、それがどのような形で起こるかは、日頃のあなたの意識が潜在的に持っている要素が表に出る形になります。
日頃、そのサインに気づかないか、見て見ぬ振りをしていると、何らかの形で問題が顕在化します。
自分を被害者として見るだけでなく、そこから学ぶことが大切なのです。
あなた自身が人や組織、社会に対して怒りを感じることもあるでしょう。
しかし、その怒りが起こる背景には、自分自身への怒り、不満、悲しみがあり、さらにその感情が起こる前提には
本来の生き方をしていないサイン、思考パターンを見直すことを知らせる可能性を内在しています。
怒りやトラブルはそれに気づくきっかけにすることができます。
人や社会に不満を抱くか、それを統合し生きるステージを変えていくか、全てあなたの選択次第です。
日食やドラゴンヘッドの合は魂レベルで人生のステージを上げるチャンスなのです。
蟹座は情感を大切にし育む力
蟹座は人としての共感力を育てるサイン(星座)です。
蟹座は小さな集団の中で情感を育みますが、その集団の中では誰か、あるいは思想や個性が突出することを好みません。
コーチングは人を育てる技術ですが、ペーシング(相手にペースを合わせること)を重視します。
人を育てる時には、同じ目線になること、相手の今いる場所に合わせることがとても大切です。
蟹座の育成力は上からもの言うことではないのです。
共感しペースを合わせながら寄り添い見守るように1つ1つ階段を登っていきます。
心の基盤とビジネスの成功の関係
ビジネスの成功に不可欠なのはメンタルの強さ。
どれだけ表面的に成功しているように見えても、心の基盤、安らげる場所、疲れを回復し力をチャージできる場所がなければ長続きしません。
成功していようといまいと、自分が何者でなくても、どんな自分でも大丈夫、という心の軸を持っていたいものですね。
蟹座のパワーを仕事の成功に生かすには
蟹座は心の内側、家庭を表しますが仕事の成功のために今できることがあります。
太陽が蟹座にあるこの時期に今できることは
・直感力を磨くこと(溢れる情報を選択する力にもなります)
・自分が安心できる場を確保し純粋な感受性や情緒を育てること
・自分の実感を大切に自分の基準を見出すこと
・自分の直感的な判断ができる人はそれを表現すること
今は感覚的なものであっても徐々に形にしていけば良いでしょう。
この時期に、自分の内側に繋がる感性を磨いた人は、自分の内輪だけで満足する生き方から、今度は社会の中で活躍する場を見出すことができます。
内面と実際の仕事が合致していないと仕事で得られる満足感は少なくなってしまいます。
成果を求めて努力したり起業を志して挫折する人、長く続けられる人の違いは自分の外側を基準にしているか内側を基準にしているかの違いではないかと思います。
人からどう思われるか、評価や数字のみにとらわれているとすぐに結果が出ない場合気持ちが疲弊してしまいます。
この時期に自分の感性を磨き自分との信頼関係を築くことで、この冬以降に結果を出していくことができるでしょう。
蟹座新月の願い事
ご参考に蟹座が象徴することは・・・
感受性・共感・絆・同化・模倣
仲間・家族・家・家事
基盤・安心・居場所
国・ふるさと・地元
母親・妻・女性
育てる・サポート・守る・防衛
身体の対応部位:胸・胃・乳房
上部だけの生き方は手放し
自分の内側に正直に、心の繋がり、本当の喜びを大切にする生き方を。
素敵な新月をお迎えください。
起業したい女性のためのゼロから始め、好きな仕事で自由な時間と豊かさを手に入れる集客、