2020年4月8日天秤座満月
2020年4月8日午前11時34分頃天秤座満月を迎えます。
満月ではこれまでの積み重ねの結果が出たり、2週間前の新月あるいは半年前の天秤座新月に意図したこと、始めたことが成就する時です。
満月の満ちるエネルギーに感謝し、望まないことを手放し今後の軌道修正をしていくタイミングです。
天秤座が象徴すること
天秤座はパートナーシップや人間関係を象徴します。
天秤座は牡羊座から乙女座に至る個人領域での学びの段階から、社会領域での学びに移行する最初のサインです。
社会の中で活動していくために、出会う人との関係性やバランスのとり方を学びます。
そこから派生して、バランス感覚、美的センス、契約関係、結婚、パートナー、客観性、対人能力なども表します。
風のエレメントですから、知性や情報(風)の流通を意味し、横に広がる性質、浅く広い人間関係、社会性も象徴します。
人との関係の中で個性を発揮しようとする段階なので、多くのチャンスが訪れます。
天秤座満月のサビアン 天秤座19度 隠れている泥棒集団
隠れている泥棒集団とは、社会の本流ではないもの、評価が定まっていないものを象徴しています。
少数派で評価はされていないことでも、その意見や行動が多くの人に評価された場合、それが世の中の新しいムーブメントとなる可能性を秘めています。
人と同じことではないこと、革命的なこと、未知なものでも可能性を感じることを、マイナーであっても自分自身にプライドを持ち仲間と共に可能性を未来へ育てていく姿です。
心の基盤の場所で迎える満月
今回は4月8日お昼の11時34分頃に満月になります。
2020年天秤座満月ホロスコープ
4ハウス(IC)の満月
満月はちょうど心の基盤の一番深い場所(IC)、自分のルーツをあらわす場所にあります。
心の深い場所でパートナーシップが成就することを意味します。
そこから、自分の中の男性性と女性性の調和、家庭の中でのパートナーシップ、日本国内の(ドメスティックな)契約、調整の意味もあります。
自分が出会う人、パートナーに感謝することでそのエネルギーがますます大きくなります。
ICは4ハウスの起点であり、4ハウスは月の支配星、蟹座に対応する場所であること、また、今回はスーパームーンであることから、通常の満月より月のパワーが強くなります。
満月では太陽は月の180度反対の場所にあるため、太陽が一番高い場所(MC)に位置します。
今回の満月はパートナーシップや人間関係をテーマとしながらICーMCと縦に伸びるアングル上(縦のライン)にあります。
そのため、人としての深さや発展性を表し、今後社会的に上昇していく可能性を秘めています。
7ハウス山羊座がビジネスへの生産性を与える
出会う人、パートナーをあらわす場所(7ハウス)の山羊座の木星と冥王星が満月に対して90度で成長のための学びや葛藤を与えます。
(180度の関係に90度が葛藤を与える形はTスクエアと言います)
これは客観性(180度)への検証や軌道修正という影響があり、生産性や周囲への貢献能力を与えます。
山羊座はビジネス、社会規範やルールを象徴し、ビジネス上の対人関係、あるいは社会的なルールが影響を与えることで、満月の達成エネルギーを応用力の高いものにするのです。
その影響は人によってもたらされるでしょう。
活動宮のTスクエアは推進力
今回の満月に影響を与える牡羊座、天秤座、山羊座は全て活動宮のため、やらないといけないと思うことが次々とあり、忙しく思うかもしれません。
しかし、活動宮の葛藤は自分の「行動」の結果に対して「行動」によって責任を取ろうとするので推進力があります。
活動宮とは・・星座の3種類の分類の1つ
活動宮(始める)→固定宮(維持する)→柔軟宮(調整する)という3つの要素によって発展していきますが、牡羊座・天秤座・山羊座は活動宮です。
パートナーの力で喜びが何倍にもなる
より良いパートナーシップで、喜びや豊かさは何倍にもなります。
一人ではできないことでも、パートナーの協力によって、1+1=2以上になり、できなかったことができるようになります。
パートナーによって、負の感情を味わうことがあるかもしれませんが、そう思うのはもともとある愛をないと思ってしまっている、心の深い部分で愛を求めているからかもしれません。
パートナーとの関係性は、自分が相手をどう思うか、によって一瞬で変えられるものだと思います。
愛情は自らいくらでも生み出すことができます。恐れることなく、信じること。
パートナーシップとは、自分が相手のために我慢することではありません。自分の意思を素直にパートナーに伝え、お互いにとってより良い距離を見つけることです。
ビジネスの交渉事も同じです。自分だけが得して成功するようにはなっていません。
今あること、今ある幸せ、今ここにある愛情に目を向け、表面的な繋がりだけの不毛な関係は手放していきましょう。
満月に願いを叶える
ご参考に天秤座が象徴することは・・・
満月までは満ちるエネルギー
感謝すると良いこと
パートナーシップ・結婚
人間関係・社交性
公平・平等
交渉・契約
バランス・調和
優美・エレガンス・ファッション・洗練
身体の対応部位:ウエスト・骨盤・尻・腎臓
満月後は・・・
手放すと良いこと
優柔不断・モラトリアム
人の目を気にしすぎること
人に合わせすぎること
表面だけの付き合い
満月の願い事を叶えるステップ
今あること、満ちるエネルギーに感謝し、浄化することで手放すことができます。
そして手放すことで、自分が意図するエネルギーを受け取ることができます。
▼ 振り返り
半年前(天秤座新月)または2週間前(牡羊座新月)に意図した願い事を振り返り
▼ 達成エネルギーを体感
達成できていることはその幸せを味わい感謝する
▼ 見直し
できていないことがあれば、自分の本当の望みなのか改めて自分に聞いてみる
▼ 軌道修正
真の望みでなければ軌道修正や手放しをして行動していく
そんな幸せの循環を自分から起こしていきましょう
パートナーへの感謝を改めて感じてみても良いですね。
満月には感謝できることをノートに書き出すのがおすすめです。
素敵な満月をお過ごしください!