土星魚座入り2023年
土星魚座はいつから?
土星が2023年3月7日火曜日夜に魚座入りします。
午後21時40分頃に乙女座満月を迎え、そのおよそ1時間後になります。
土星の意味するテーマに取り組むことで得られる成果は大きいものです。
土星魚座入りをどのように生かせば良いのか詳しく見ていきましょう。
土星魚座期間はいつまで?
今回の土星魚座期間は、水瓶座への逆行期間を経て2026年2月14日まで。
土星の公転周期はおよそ29年のため、1つの星座を約2年半で経過します。
土星魚座前回は?
前回の土星魚座期間は、およそ30年前の1993年5月から始まり、途中水瓶座への逆行期間を経て1996年4月まで。
バブル崩壊後不況が深刻化し始め、長期的な不況からの模索の時期でした。
土星はどのような意味を持つのか
土星はどのような意味を持つのでしょうか?おさらいをしてみましょう。
土星は山羊座の支配星で、ルールや制限を意味するほか無駄を削ぎ落とす、時間をかけて成し遂げる、安定化への構造構築の意味があります。
制限というとマイナスのイメージがありますが、土星は個人的な事柄だけでなく、社会的なフィールドまで影響するので、
社会秩序を維持したり、現実的に目に見える成果を手にする時に不可欠な要素を持ち、生かすことができると社会的な成功を手にする後押しになります。
魚座の意味すること
では、魚座の意味することはどのようなことでしょうか?
魚座は12サインを牡羊座から始まる成長の過程とした時、12サインの最後のサインです。
感情を表す水星座の柔軟宮(調整作用)のため、目に見えない分野や心の領域を調整する性質、周囲と溶け合い境界線をなくすさまから次の意味を持っています。
潜在意識・集合意識・愛・癒し・理想・奉仕・浄化・許し・精神世界・スピリチュアル・直感・共感力・インターネット
魚座土星2023年の影響
現在運行している土星の魚座入りへの影響は、これまでの水瓶座土星期からの連続性から考察することができます。
水瓶座土星期で起こったこと
水瓶座土星期は2020年3月コロナが本格的に流行し始めた頃始まりました。
水瓶座は2020年12月の水瓶座0度でのグレートコンジャクション(木星と土星の接近)を節目とする「風の時代」を象徴しており、
先進技術、情報化、インターネット、時間や場所からの自由、共通の価値観を軸とした上下関係に縛られない関係、個の尊重などの意味がありますが
水瓶座土星期には2年半ほどかけて、これまでの改革すべき問題点を顕在化し、無駄を削ぎ落とし、社会的な制度を変えるほどの影響を与えました。
しかし、それによって自由で場所にとらわれない働き方が選択しやすくなり、個を尊重する社会へ変遷しつつあり、この先数十年先の社会の安定化に向けて必要な体制をもたらしました。
この改革は、この後に続く冥王星の水瓶座入りによって、確固としたものになるでしょう。
魚座土星が意味すること
水瓶座は、共通する価値観や信念を軸にした横のつながりでしたが、魚座はそのこだわりや価値観の境界線すら融合しようとします。
◆集合意識の変化
その時に浮き彫りになるのは、心の問題です。
風の時代になり、地域性や肩書きに縛られず自由や個性を手にしやすい社会へ移行しましたが、心のつながりの断絶を感じられている方も多いでしょう。
特に魚座の初期の段階では内面の価値観そのものを見直し、再構築しようとします。
現実に起こることは心の中の心象を投影するため、不要となった内的な価値観を削ぎ落とし再構築をすることで、牡羊座からの新しいスタートに備えます。
心の癒し、ボランティア、他者や社会平和への貢献という意識も高まりますが、風の時代ならではのインターネットやAI、波動などを使った新しい手段も考えられます。
◆多様化の時代に必要な秩序やルール
また、水瓶座はルールに縛られない意味がありますが、魚座ではさらにその性質が高まるため、秩序を保つために新しい時代ならではのルールが必要となることでしょう。
土星は最終的な目的のためにルールを変えるという意味もあり
2025年3月には海王星が魚座から牡羊座に入ることで、集合意識も大きく変容することが考えられますが、今土星が魚座で集合意識の再構築をすることで秩序を維持する働きもあるでしょう。
◆宗教問題への法整備
2022年には宗教への法整備について見直しが求められる事件が発生しました。今後も宗教にまつわる国家とのつながりや弱者への救済措置が見直されるでしょう。
◆現実に役立つスピリチュアル
魚座は精神世界やスピリチュアルの意味もありますが、土星は精神世界と現実的な世界との架け橋の役割を果たします。
地に足のついていないスピリチュアルは淘汰されたり、精神的なことを現実に生かし役立てることができる方も多くなるでしょう。
◆感染症への対策
水瓶座を風の要素から感染症の流行と捉えられましたが、魚座も目に見えないことの広がりや感染症の意味を持っています。
感染症への対策が今後も社会制度として整備されていくことが考えられます。
トランジット(運行)の土星の個人への影響
社会的な影響力
土星はおよそ29年の間1つのサイン(星座)に滞在するため、およそ2年半という時間をかけて”そのサインが意味すること”について社会的な見直しをかけてその後30年間の基盤を作ります。
まず土星が魚座に入る頃、初期に何か問題を感じるような出来事があり、その分野について修正すべき点に気づいたり、今の時代に不必要なことを削減する作用があります。
それらを改善することによって今度はその分野に安定性が出てきます。
このように
課題→改善→安定化
という流れをおよそ2年半の間に行うのです。
個人での生かし方
土星は「課題」を意味し、影響範囲として社会的な分野まで影響力を持ちますが、目に見える天体ということもあり、
個人で自覚できること、意識的に自己改革できる範囲のことなので、真っ直ぐに課題に向き合うと得られる成果は大きいのです。
(1)天体との角度でみる生かし方
個人への影響で言えば、個人の出生図に持つ天体への角度によってもそれぞれの影響力の大きさや生かし方がわかります。
土星はおよそ29年という公転周期から、各惑星に対して7年ごとに0度→90度→180度→90度のハードな角度になるタイミングで周期的に定期点検のような時期が訪れます。
一方で各惑星が土星に対して調和的な120度の角度を取る時には、その惑星が意味する事柄が安定化したり、堅実に成果を得られる安定的な時期を迎えるでしょう。
(2)土星が滞在するハウスからわかる生かし方
例えば現行の土星が生まれ持ったホロスコープの10ハウス(仕事の分野を表す)に入った時、初期に何か問題を感じるような出来事があり、
その分野について修正すべき点に気づいたり、今の時代に不必要なことを削減する作用が働きます。
ですから、個人でトランジットの土星を生かすには、個人のホロスコープで魚座がどのハウスに位置するかは人によって異なるので、魚座があるハウスの分野をチェックしてみると良いでしょう。
土星を味方につけると得られる成果も大きい
土星は制限や困難というイメージを持つ方も多いですが、その課題に取り組むことで得られる成果は大きいものです。
個人的に、土星が強い影響をもつホロスコープを持つため、土星の力があったからこそ気づけたこと得られたことは大きかったです。
社会的な成果の糧になったり、トランジット(現行)における4ハウス(家庭)や7ハウス(パートナー)の土星、太陽と土星の関係は責任や安定の意味から「結婚」も意味します。
トランジットの土星のパワーを生かして自己の成長につなげていきましょう。
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