- 蠍座があらわすこと
蠍座があらわすこと
蠍座は水のエレメントの固定宮
水は「感情」を表し、対人や情愛を大切にします。
水の性質を理解する本質的意味は「くっつく、混ざる性質」ということです。
12星座の3区分、活動宮(はじめる)→固定宮(維持する)→柔軟宮(調整する)のうち、
維持する(固定)性質なので、感情が変わらないことを象徴します。
水は沈み込み混ざることから狭く深く入り込むこと、専門的に深く探求すること。
場合によっては、深く入り込みすぎて気持ちの切り替えが難しく、疑い深く嫉妬深く執念になってしまうこともあります。
天秤座で出会った1対1の関係の結びつきが深くなり、一体化することで個々の境目がいったん破壊し変容し、生まれ変わったような再生力を持ちます。
そこから結婚後の夫婦関係、性、1対1の深い関係、ソウルメイト、縁、心理学、専門性、破壊と再生、もらうお金、洞察力などを意味します。
今回は蠍座の性質のうち次の3つのポイントについて
お金の引き寄せ力
ソウルメイトに出会う
蠍座の変容力
以下 これらを生かす方法について順番に見てみましょう。
蠍座はお金の引き寄せ力No.1
蠍座は受け取るお金の意味がありますが、それは具体的にどういうことなのか?
蠍座の天体を自分のホロスコープに持たないにも関わらず、蠍座の力を生かしてどんどん愛と豊かさを拡大し変容していった実例も含めてを書いてみたいと思います。
(1)深い関係性から受け取る力
蠍座は深い関係性のパートナー(結婚後の夫婦関係)や、親からお金を「もらう力」も意味します。
生まれ持った才能を活かして自分自身の力で稼ぐ性質は「牡牛座」ですが、その才能が宿る肉体は、先祖から受け継いだものです。
先祖を含め親や、深い関わりのあるパートナーへの「感謝の心」を改めて振り返ってみましょう。
蠍座は水(感情)のエレメントです。上記のこれらに共通するのは「他者への深い情」がお金を引き寄せるベースになっています。
(2)人と深く関わる力
お金は人が運んできます。人とのご縁が大事ですが、人と深く関わるのが苦手な私は、以前は内心、単発サービスを提供する方が気が楽だったんです。
いつまでもそれでいいのか?
考えた結果、ある時自分の中で決めました。
継続的に関わってみよう、と。
その後は、継続メニューがサービスの主体となるビジネス構造に変化し、収入のレベルも変わりました。
自分が変わるために、あるいはお客様のために深く関わる覚悟ができているか?見直してみましょう。
(3)受け継ぐ力
何かの専門分野の知識や技術を師匠から徹底的に受け継ぐ力を意味します。
時には自分の殻を壊して学ぶことで、それまでの自分と混ざり合い一体となり、変容するレベルにステージアップすることもあります。
何か技術を身につけたい時には、徹底して学ぶことで、偉大な技術を身につけることができるでしょう。
以前私は、何かを学ぶ時、自分にとって都合の良いことだけ、納得できることだけ取り入れようとする姿勢で学んでいました。
今思えば、謙虚さが足りない学び方だったと思います。
しかし、そのような姿勢だと、それまでの自分の制限や枠の中で理解することになるので
狭い知識、思い込みの強い思考パターンで判断していたら、これまでの自分から大きな変化は見込めないのではないか、と気づきました。
学びをモノにできるかどうかは、学ぶ姿勢が大きいです。
そこで、学ぶ時は自分のプライドを捨てて、先生から教わったことは徹底的に素直に取り入れる学び方に変えました。
自分にはない他者の力を受け取ることで自身を高次元に導くのです。
(4)高い専門性
蠍座は、狭く深い質があります。
専門分野を探求心を持って深く極めることで、仕事で提供できる価値が高くなります。
自分が好きで興味を持っていることを深めたり、専門技術のクオリティを高めると良いでしょう。

(5)性エネルギーとお金
蠍座の身体の対応部位に生殖器があります。
特に女性の体は陰の性質である「骨格」がベースになりますが(男性は陽の性質「筋肉」がベース)、その骨格は子宮の位置が正常な位置に来ることが健康の基準になり身体のエネルギーが活性化する、つまり骨盤の位置が大事です。
そして、身体を東洋思想の陰陽の概念で考えた時、子宮というのは陰(女性性、受け取る力)のエネルギーが大きい場所です。
また、チャクラの概念では子宮にあたる位置が第2チャクラに対応しますが、この場所はエネルギー的にも現実的なお金や性エネルギーに対応します。(男性の性エネルギーは第1チャクラ)
特に女性は身体を大切にし、女性性を豊かにするとお金と喜びのエネルギーは大きくなります。
蠍座のシーズンに女性性や性エネルギーを高めることを改めて意識してみると良いでしょう。内側から溢れるエネルギーは豊かさの源です。
蠍座はソウルメイトの関係
蠍座は表面的ではない、縁のある関係や深く繋がる関係「ソウルメイト」も表します。
蠍座は受け取る力ですが、単に受け取るだけでなく、閉じた深い関係のなかで受け取るため何らかの不自由さや制限があります。
天秤座的な表面的なバランスを大切に考える関係から、さらに一歩進んだ混じり合い一体化することで変容を伴う関係です。
蠍座は性的な繋がりも意味しますが、理解しあい深くつながる関係の方が喜びも大きい。
蠍座は受けとっているようで、与えているのです。何を与えているのかと言えば、愛情という目に見えないエネルギー。目に見えないエネルギーはとてつもなく大きく、人を動かす力も大きい。そのため、受け取るエネルギーが大きいのです。
牡牛座もお金を意味しますが、蠍座の方がより大きなお金を意味します。
愛情とお金は同質のエネルギーなのです。蠍座のエネルギーを高次に生かすことができれば、受け取る力も大きいですが、
一方的にもらおうとするだけ、依存するだけ、奪うだけではいつまでも心も金銭的にも豊かになることは難しいでしょう。
ソウルメイトに出会うには?
今のパートナーと出会ったのは、大学生の時。
その頃すでに、結婚を考えられる人と出会いたい、と思っていました。(結婚しない選択もあっていいけど私は一時的な恋愛の相手ではなく結婚を考えられる相手に出会いたいと思っていました。)
パートナーに関することだけでなく、これまでの自分、人生を変えたいと思っていた頃です。
その頃から、その日あった良かったことや感謝できることをノートに書くことを習慣づけるようになっていました。
ただ待っているだけでなく、出会うための行動もしましたが、まず内的な変化への動機づけから始めたのです。
ずっと一緒にいるパートナーとして決めたのは、価値観が共通することの他に、単に自分が心地よく、ラクで自由でいられたから。
実際以上によく見せようとか、何か努力しようとか考えていませんでした。
それから30年、その関係は穏やかに続いています。
今に感謝するあり方と自分らしさ。
ソウルメイトに出会うのも、天職につくのも共通するものがあります。

蠍座の変容力
蠍座の変容して再生する力には、他者との共存関係が必要です。
自分が変容し、生まれ変わるために、自分にはない他者の力を借りることで補い、自分自身に定着する頃に、新たに自我を再生します。
その関係には、支配的な意味もあることから、自由を手放したり、何かを犠牲にしたり、一旦自我を亡失することもあるかもしれません。
しかし、そこから得るものは大きく、自分1人ではなしえなかったことを実現できる自分になっていたり、かけがえのないものを手にしていることでしょう。

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